【体型別】シルエット選びのポイント
ついに大好きな彼女とはじめてのランチの約束までたどり着きました!約束の日まではまだ日数もあることだし、新しい服を買おうと決めたあなた。
コーディネートサンプルを入念にチェックしていき、ようやく決めた服ですが、さて、ここで問題となるのが「サイズ選び」。
自分のジャストサイズを把握することはもちろん最重要ではありますが、その裏には「選んだコーディネートの服は、全てジャストサイズで大丈夫なのか?」という問題が隠れています。
実はコーディネートによっては、そのシルエットに合わせてサイズを調整する必要があるのかもしれないのです。
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目指すべきシルエットは3種類のみ!
この記事は、こんな要望に応えます
- 体型にコンプレックスがあるので、上手くカバーしたい
- 女性ウケの良いファッションのバリエーションを増やしたい
それではまず、「どんなシルエットがあるのか?」から見ていきます。
おしゃれを目指す上で意識すべきシルエットは3種類だけです。しかもアルファベット3文字なので誰でも簡単に覚えられます。
おしゃれに見せる3つのシルエット
- Iライン (上半身、下半身共に細い)
- Yライン (上半身が太く、下半身は細い)
- Aライン (上半身が細く、下半身は太い)
Iラインは細見せの王道
最初にIラインですが、上半身も下半身も細身のシルエットで揃えることでアルファベットのIのようなイメージを作ります。
もちろん細いもの同士の組み合せなので、Iという形の通り全体が一直線の細いシルエットになります。
まさに細見せの王道ではあるのですが、当然細身であったりジャストサイズの物を揃えるため体型を補正する要素が少ないことが欠点です。
細かく言えば、40代以降の年齢による体型の変化が気になる世代では、敢えてジャストサイズにこだわった方が良い結果を生むのですが、若いうちはそういったサイズ選びが「潔い」ではなく「痛い」や「無理をしてそう」に繋がりかねないので、この後に説明する2つのシルエットで体型をカバーする方が得策だったりします。
Yラインは上半身の太さを補正する
次にYラインですが、これは上半身にボリューム感を持たせるサイズ選びとなります。
最近だと韓国ファッションのイメージが強いかもしれません。
Yという文字の通りのシルエットで間違いはないのですが、特に上半身は形というよりはボリュームが重要となるので、細身のコート類でも縦にボリュームができることでYラインを作り出すことができます。
また、お腹周りの太さにコンプレックスがある人には、体型を上手く補正して見せることができるシルエットであり、使いこなす価値は高いです。
基本的なサイズ選びの例としては、トップス(冬ならばアウター)のサイズを1~2サイズ上げるだけでOK!先のコートのように細身のアウターでも縦のボリューム配分ができれば、簡単に使いこなせるはずです。
一方で細身のパンツ(特にスキニーパンツやデニム)はウエストや太ももが入らないという場合は、テーパードラインのパンツ、特に体型の補正要素を強くしたテーパードパンツを選ぶことで、かなり細く見せることが可能です。
Aラインは下半身が太い場合だけでなく、やせ型にも効果あり
最後にAラインですが、「先の2つのシルエットで十分!」と思った方もせっかくなんで知っておいてください。というよりむしろ、このAラインを知って使いこなすことができれば、IラインやYライン以上の効果を生む体型もあったりします。
基本的なシルエットは、Aの形のままで上半身が細く、下半身は太くボリューム感を持ってくるようにします。
先の2つのシルエットと比べるとやや扱いにくい印象があるかもしれませんが、Aシルエットの場合は、文字の形からくるイメージよりも、実際のサイズの選び方からイメージした方が上手く感じをつかめると思います。
そのサイズ選びですが、Yシルエットとは逆に上半身がジャストサイズ(細身)で、下半身が1~2サイズUPということでOKです。
これにより、下半身太りの方は、太くて隠したい部分を効率よく隠すことができます。しかも、人間の目は隠れている部分を見えている部分の印象で補正するので、上半身のサイジングが上手くいけばいくほどスタイルを良く見せることができます。
さらに同じ効果はやせ型の場合にも効果的で、「足が細すぎる」という悩みを持っている場合にAシルエットを使うことで、やせ型=スタイルが良いという評価に変えることも可能となります。
もっとも、ダボダボなパンツを選ぶのはNGで、オススメなのは、テーパードラインのチノパンやスリムシルエットのデニムをサイズアップさせる手法です。
シルエット別の効果的な体型
- Iライン : やや やせ型~普通体型、40代以降
- Yライン : やせ型~普通体型、上半身が太めの体型
- Aライン : やせ型、下半身が太めの体型
これらの選び方の他にも、季節によっても選びやすいシルエットは変わってきます。
季節による選びやすいシルエット
- Iライン : 春・夏:秋
- Yライン : 秋・冬
- Aライン : 春・夏
3つのシルエットを使いこなして、自信を手に入れよう
体型にもよりますが、体型と季節のそれぞれの選び方を使い分けることで、ある程度の選択の幅もできるはずです。
それから、やはりコンプレックスが上手く補正出来ていると気持ちにも余裕ができるので、自信をもって立ち振る舞えるという恩恵も受けることができます。
単純なファッションやスタイルの見た目の印象も大切ですが、自信をもって行動する姿も見た目の評価に繋がるものであり、女性の目にポジティブな印象を与えてくれることでしょう。
3つのシルエットを使いこなすうえで前提となる”ジャストサイズ”
ここまではおもに、3つのシルエットを体型の面から選び使いこなす方法を説明してきましたが、一旦話をはじめの方に戻して、これらのシルエットを使いこなすうえで最も大切な要素の「自分のジャストサイズを把握しているか」という部分について確認していきます。
せっかくここまでシルエットを使いこなす方法を学んできても、本当のジャストサイズがわかっていないと、全ての要素がずれていく残念な結果が待っています。だからこそ最重要な前提なのです。
これは色々なサイトや書籍でも言われていることですが、実は男性も女性も、かなりの割合でオーバーサイズを適正なサイズと思ってしまっています。
このために「きちんとサイズを選んだつもりでも実際に着てみると、なぜかイメージと違った」という現象が起きてしまうのです。
思い当たるフシがあるかたは、安価なものや試着後の返品可能なもので構わないので、今、自分が思っているジャストサイズからワンサイズ下のものを試してみてください。
以下は、それぞれに着こなしについての著書が好評な2名のスタイリスト、山本あきこさんと大山旬さんのジャストサイズについての意見になるのですが、いかにジャストサイズを間違えている人が多いかがわかると思います。
山本 普段ピッタリしたサイズを着てない方って、試着したときは「大丈夫かなあ?」って心配そうにおっしゃいます。でも、ちゃんとサイズが合った服を着ると、それだけで3キロくらい痩せて見えるんですよね。
大山 僕もサイズの誤解については、口を酸っぱくして言うようにしています。でも、一度提案したサイズに慣れてくださると、今度は「今まで持っていた服が大きすぎて着られない」「こんなに大きいサイズを着ていたんだ」と、価値観ががらりと変わる方が多いですね。
はい!今、ちょっとでも「あれ?もしかして自分も…」と思った方、急いで自分のジャストサイズのサイズ感を検証しましょう!
それから、少し話はそれますが、サイズ感やシルエットを確認するためにも全身が映る鏡は持っておいた方がいいです。
これでジャストサイズと、3つのシルエットについては、もう大丈夫ですね?それでは自信を持って彼女へアプローチしていきましょう!
まとめ
- 自分の本当のジャストサイズを把握しよう!
- 体型に合わせて3つのシルエットを使い分けよう!
- 季節に合わせて3つのシルエットを応用しよう!
- おしゃれになって自信を持って彼女にアプローチしよう!
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