2015年春へ向けて導入すべきメンズアイテム
2015年春のファッションアイテムに今から取り入れておくべきアイテムは、ズバリ!”ミリタリー”テイスト。
モッズコートやミリタリー系の上着・ジャケット類は冬の定番アイテムになった感もありますので、比較的取り入れやすく便利なアウターです。
また、存在感のあるミリタリーアイテムをダークトーンのカラーリングでまとめるのが2015年流。
濃い目のネイビーやブラック、チャコール等でコーディネートすることで旬のテイストを簡単に加えることができます。
特に今年はネイビーがトレンドカラーとして注目されているので、カーキにネイビーといった組み合わせは、覚えておくと良いでしょう。
ミリタリージャケットでは、注目のアイテムを3種、挙げておきます。
ひとつめは定番のアイテムでもあるM65ジャケット。
古着でも人気のあるアイテムで、多くのハイブランドからも様々にアレンジされたM65が販売されています。
その名称から想像される方も多いかもしれませんが、M65ジャケットが、ミリタリージャケットとしてアメリカ軍が使用し始めたのは1965~65年頃となります。
M65は、M65フィールドジャケットと呼ばれる野戦用のコートです。
M65はM51の後継ジャケットとして支給され、その後2000年代初頭まで、改良を続けながら使用された傑作ミリタリージャケットとなります。
M65はM51から数々の改良が施されていますが、特に大きな特徴としては、綿100%から綿ナイロン混紡となったことと、ライナー(寒暖対策用の脱着可能な裏地)がウールパイルからポリエステルの中綿をナイロンで挟んだキルティング状のものになったことが挙げられます。
表地のナイロンと綿の混紡率は50/50となっており、かなりの強度アップが図れたそうです。
ライナーはウールの方が良さそうなイメージがありますが、かなりの重さがあり、機能性、機動性に問題があったようです。
そのためキルティングへ変更となったのですが、当初からキルティングライナーの軽さと暖かさはかなりの高評価を得ていたそう。
近年は、そのキルティングライナーだけを復刻アレンジしてアウターとして着用するのも流行したりしました。
デザイン的にも扱いやすく、お尻がちょうど隠れる丈は、ウエスト周りの体型を上手くフォローしてくれ、高くボリュームのある襟は小顔効果も有しています。
続いても定番アイテムのMA-1です。
MA-1については、度々大きなブームが来るために、流行が去った後がちょっとつらいところですが、逆に言えば爆発的人気を生み出せるだけの魅力を持っているとも言えます。
特に他の短丈のジャケットは、かなり注意して着こなさないと、おじさんぽい雰囲気になりやすく、その点でもMA-1は優れたデザインを持っていると評価できます。
尚、アルファ社のオリジナルのもの等は、かなりゆったりとしたサイズ感となっているので、下半身はタイトなシルエットにしてメリハリを意識すると良いです。
若干タイトに着るならば、今年に入り中綿抜きの仕様のものが国内ブランド、セレクトショップから出ていますので、それらから選ぶと良いでしょう。
最後はデッキジャケットのN-1です。
N-1はデッキジャケットという名前の通り、船の甲板での作業時に着用する上着として誕生しました。
綿の表地に、アルパカとウールのライナー(裏地)を持ち、軽さと暖かさを両立した傑作ミリタリージャケットとして今なお人気のアイテムです。
海軍仕様だからなのか、コロンとした丸っこいアルパカ&ウールの襟も強面になりがちなミリタリージャケットには、ちょうど良いカジュアル感となってくれています。
ただし、非常に高い保温性ゆえに春の暖かさが本格化すると、暑くて着ていられなくなるので、注意が必要です。
これらのミリタリージャケットに合わせてこの時期に揃えるならば、すでに流行の真っ最中の「タートルネックのニット。」
マフラーなしでも暖かな実用性と、どんな上着とも合わせやすいシルエットは1枚あれば、春先まで活躍できますね。
今回は、価格・デザイン・選びやすさ等で評価の高いSPUTNICKS(スプートニクス)よりアイテムをそろえてみました。
上着には、存在感のあるミリタリー系のジャケットで全体のテイストを決めつつ、着回しも効くチャコールのタートルネックニットと細身のテーパードラインのチノでスッキリまとめると、清潔感を残しつつも、ミリタリーテイストをON!することができます。
1月なかばから2月にかけては、冬物のセールも佳境に入り掘り出し物も増えてきている時期なので、お得な冬物に合わせて春物アイテムとして使える上着を探してみるのも楽しいですよ。
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