2012/02/21 (更新日: 2020/09/01)

おしゃれは足元からと言いますが…

男性のコーディネートで気をつけるポイントは、細かく見れば色々ありますが、絶対にハズしてはいけないところがあります。

それは「足元」つまり「靴」です。

今更な感もありますが、やはりおしゃれの基本は足元からなのです。

と言っても、コーディネートを靴から考えてくださいという意味ではないので、ご注意ください。

どちらかと言えば、靴の選択次第で、コーディネートがおしゃれになるか、ならないかを左右する要素という感じです。

足元まで、しっかりとバランスがとれて、はじめて完成したコーディネートとなるのです。

特に女性は細かなところにも敏感なので、見ていないだろうと思っていても、しっかり足元までチェックされています。

もっとも、だからといって、闇雲に高価な靴を揃えるのも現実的ではありませんよね？

オールデンやチャーチ、J.M.ウエストンなんかはひとつあれば長く使えるし、独特の存在感があります。

しかし高額なので、へたすると他のアイテムは何も買えなくなる可能性もあります。

そうなってしまっては、おしゃれなコーディネートを目指すとかいう話以前の問題になってしまいます。

そこでおすすめなのが、多くの方が学生時代にお世話になった『HARUTA』や『GU』のレザーシューズです。

HARUTAは、言わずと知れた学生の制服のお供で、コインローファーは誰もが頭に浮かぶのではないでしょうか？

HARUTAでは、お馴染みのコインローファーの他にも、タッセルローファーやプレーントゥーシューズも作っていて、本革の日本製シューズが10000から15000円ほどで、手に入ります。

履き心地も、日本のメーカーらしく、幅が広めの作りのものが多く、甲高・幅広で海外の革靴が合わないという方にも、比較的、扱いやすい作りとなっています。

デザインも非常に無難なシルエットのものが多く、幅広いテイストに合わせることができます。

一方のGUは、言わずと知れたユニクロファミリーのブランドとなっており、ユニクロと比べると、トレンド色が強く、価格も廉価なものがほとんどとなっています。

ユニクロが、あまり靴やバッグを扱わないのに対して、GUは、靴やバッグといった小物類に力を入れており、そのデザインや素材感もかなり洗練されてきています。

革靴に関しては、基本的に合皮(フェイクレザー)を使用しているのですが、パッと見では、本革と見分けがつきづらいほどに、完成度が上がってきています。

また、合皮の素材の利点として、ほとんどメンテナンスが不要ということや、雨の日でも気にせず使用できる点があげられます。

これで価格も2000円前後からという格安ぶりなので「取り合えず革靴を何か1足」という時に、おさえておくと良いアイテムです。

尚、写真のコーディネートは小物を入れても全部で３万円しないで揃います。

J.M.ウエストンの180ならば、2通りのコーディネートを揃えた上に、お釣りまでもらえるほどです。

１点豪華主義も悪くないですが、おしゃれは全体のバランスがとても大切です。

まずは上手に出費を抑えながらモテる足元をゲットしてみてはいかがでしょうか。